とうとう

私の街のテレクラがなくなりました。

まだ、あったのかという感じですが


もう、存在意義がなくなったのです。

テレクラ＝テレフォンクラブという店は男たちが電話機の前で

じっと待ち構え不特定の女からかかる電話を

素早くとり、会話をし、うまくいけば会えるそしてデキル

そんな働きをするお店です。

見知らぬ女性と話ができる。そして、うまくいけば会うこともで

きる

というシステムは当時では画期的でした。


狭いビルのワンフロアー、薄っぺらなベニヤ板で仕切られている

小部屋に入り電話機の前でじっと待つ。

電話機の音が聞こえたららすぐ受話器をとらなければ

つながらない仕掛けだったので

誰もが必死だった。

だんだん慣れてくると要領も良くなり・・・・


そんなお店は、いまではネットの中で、出会い系サイトとして

無数に拡がっていてありふれている。そして何の抵抗を

感じることもなく多くの人が利用している。（ような気がする）

一つの道具として利用されていることはおおいに結構！

そこに出会いを求めたいと思う気持ちを

抱くことを咎めることはしない

ただ、悪用され変なトラブルには巻き込まれないように気をつけ

たい


テレクラだって同じように利用方法を誤ってトラブルを

起こすケースはあったと思われるが、まだ方法が原始的というか

匿名性が弱かったためすぐにばれたと思う。

便利な道具ほど使い方は慎重に、そして正しく

あるべきだと思う